「私はここにいます。」

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……実は小説は書いていないのかも知れない(笑)

9月27日の炭鉱メモリアル公園その6。

 今日も写真は9月27日の炭鉱メモリアル公園で。
 645の写真は全て載せてしまったので、今日はDP1で。

 昨日のひとりごとに引き続いて現在執筆中の小説についてだけど。
 あえて普段は使わない「(笑)」を付けてまで正反対のタイトルにしてみました。
 現在webで公開中の作品も、それ以前に応募用に書いた小説も、私がない知恵を絞って、がんばって書いてきた作品です。
 今回の作品もそれは確かに変わらなくて、少なくとも盗作はしてないし、自分で書いた作品という事で間違いはないです。
 ……PCのキーボードを叩いているので厳密には書いていないけど。
 でも感覚的にはちょっと違っていて、今までは自分の考えや知識に基づいて作品を押さえ込み、まとめていく感じだったけど、今回の作品は紆余曲折を経て出会い、岩の中に埋まっている化石をノミとハンマーで削りだして、すでに完成されたその姿を掘り出している感じです。
 その過程で私は自分の心の中にずっとあったのに気付かずにいた、自分が抱くべき考え方に、自分が選ぶべき生き方に、気付いていくように感じています。
 自分の考えに基づいて作品を書くのではなく、この作品に書かされて、自分のあるべき考えを教わっている真っ最中です。
 あとはこの作品に相応しい形でお披露目をして、この作品に相応しいいっぱしの小説家になり、完結までお付き合いしてもらいたいと思っています。
 でもどんなに大層なご託を並べてみたところで、審査員に評価されて出版にこぎ着けて、必要充分な数の読者の方に手にとってもらわなければ意味がないのですが。
 そんな考えを教わったのもこの作品からです。

 でわでわ。
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