「私はここにいます。」

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「墓場鬼太郎」感想。

 今日は危うく書くのを忘れそうになっていたアニメ感想、ゲゲゲじゃない方の鬼太郎、「墓場鬼太郎」という事で。
 近年の「ゲゲゲの鬼太郎」が、優等生的キャラにわかりやすい勧善懲悪ストーリーと、ついでに猫娘の萌えキャラ路線と、子供を含め誰にも優しい作品として続いているのに対し、原点回帰を謀ったのが本作。
 タイトルが「ゲゲゲの〜」ではなく、鬼太郎初登場の「墓場の〜」を踏襲した物になり、また鬼太郎とねずみ男のキャストもアニメ第1、第2シリーズと同じ人に戻ったりしている事からも伺えます。
 ちなみに目玉親父だけは、全てのシリーズで変わりません。
 絵柄や街並みも昭和初期のレトロなタッチとし、他シリーズでは優等生的な正義の味方の鬼太郎も、見た目薄気味悪い子供とされ、初対面のねずみ男に「父さん、こいつ殴っちゃって良いですか?」と言う問題児。
 そんな鬼太郎が世知辛い世の中に揉まれながら、たくましく生きていくお話になっています。
 細かい事を言えば、「そこのところどうよ?」と思う場面も少なからずあるのですが、個人的には不思議と好印象です。
 少なくともありがちな勧善懲悪ストーリーの「ゲゲゲの〜」よりはずっと好きです。
 ……たぶん同意見は少数派。

 でわでわ。
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