「私はここにいます。」

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「ホワイト・ファング」感想。


ホワイト・ファング―狼よ、月影に瞑れ (TOKUMA NOVELS Edge)

ホワイト・ファング―狼よ、月影に瞑れ (TOKUMA NOVELS Edge)

徳間書店
麻生俊平最新作!久々のバトル路線!



 今日は麻生俊平先生の最新作「ホワイト・ファング」の感想で。
 麻生俊平先生、徳間進出にして初の新書版という本作。
 内容的には富士見ファンタジア文庫で書いていた頃のバトル路線を継承している感じです。
 敵役やら狼やら、その辺の設定はよく考えられているし、総じてクオリティは高いと思います。
 今回の敵役は企業グループの社長の息子だったり何だりで、雰囲気的に田中芳樹先生の作品に近いかも。
 ただ、田中芳樹作品は主人公がろくに悩む事なく、爽快に悪い奴をけちょんけちょんにやっつけるのに対し、「ホワイト・ファング」では主人公が延々と悩み続けるので、その辺は麻生俊平先生らしいかと。
 その辺も関係しているとは思うけど、どうにも読後感がすっきりとしません。
 消化不良の設定もいくつかあるし。
 「ホワイト・ファング」をどういう作品にしたいのか?
 読者に何を感じて欲しいのか?
 そういう部分まで考えが回ってないんじゃないのかと思いました。
 次作では挽回してもらいたいです。

 でわでわ。
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「「ホワイト・ファング」感想。」の評価です。

「乗り鉄おすすめ!鉄道トラベラーズ」感想。

 アニメじゃないけど感想など。
 「乗り鉄おすすめ!鉄道トラベラーズ」の感想です。
 日本全国全ての鉄道駅で下車したトラベルライター横見浩彦氏と、自称・鉄道アイドルの木村裕子さんが、ローカル線を乗りつぶす旅番組。
 あくまでも鉄ヲタ目線なので、周辺の観光地や特産品のお話はほとんどなく、味のある古い駅舎や列車を見て大喜びするという、ただそれだけ。
 やってる事はほぼ「鉄子の旅」と同じだけど、「鉄子の旅」がローカル線を巡る事自体をテーマにしているのに対し、「鉄道トラベラーズ」はローカル線の駅舎や列車の魅力がテーマという感じ。
 アニメじゃなく実写という事で、ローカル線の魅力がより確かに伝わってくる気がします。
 鉄ヲタならずとも楽しめるんじゃないかと思います。
 北海道ではこの4月からスタートしたけど、本当の初回放送は去年だとか、放送が2週おきだったり3週おきだったりと不規則なのは残念。
 でも最初の放送はスカパー!だし、地上波では北海道と愛知でしか見れないから、見れるだけ幸せなのかも。
 思わず番組内で紹介された路線に行ってみたくなるけど、北海道には来ない事については、関係者一同を小一時間問い詰めたい。

 でわでわ。
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「「乗り鉄おすすめ!鉄道トラベラーズ」感想。」の評価です。

「のだめカンタービレinヨーロッパ」感想。

 無事に初詣に行ってきました。
 おみくじは末吉。
 とりあえず地道にがんばっていれば、後半良い事があるかも。
 去年は売り切れてた、ちょっと高い方の交通安全お守りを買えたので、ちょっとご満悦。

 たまにはアニメ以外の感想も。
 というわけでドラマ版の「のだめカンタービレ」の新春特別編「のだめカンタービレinヨーロッパ」の感想など。
 アニメ版は見てたけど、ドラマ版の方は初見だったり。
 とはいえ、ドラマもアニメも基本的に同じストーリーで、千秋とのだめがヨーロッパに行くまでの所までで終わっていたのは一緒なので、違和感なく見れました。
 2夜連続の放送で、1日目が千秋中心のお話で、2日目がのだめ中心のお話という構成なので、それぞれすっきり終わっているのは良かったです。
 コミカルな部分はちゃんとコミカルに、シリアスに盛り上がる部分はきちんと盛り上がる、メリハリの効いたシナリオは特別編でも変わらず。
 クラシックの事はよく分からなくても、クライマックスの演奏シーンはやっぱり鳥肌物でした。
 アニメ版から入った人も、ドラマ版から入った人も、変わらず必見の特別編といえるのではないでしょうか。
 ……上野樹里ののだめもいいけど、やっぱり川澄綾子じゃないとなあというのが、アニメ版から入った私の個人的見解。
 竹中直人のミルヒは、もはや別人だし。

 でわでわ。
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「「のだめカンタービレinヨーロッパ」感想。」の評価です。

マンガ版「みなみけ」感想。

 TVアニメ版「みなみけ」が個人的にツボにはまっているので、ついついマンガ版も買っちゃいました。
 で、感想だけど。
 アニメ版が気に入っているので、マンガ版もまあ面白いかと。
 残念なのはマンガとしてのクオリティが高いとは言い難いというところ。
 絵が下手だとは思わないけど、背景がほとんど書かれていなかったり、陰影や立体感がなかったり、トーンもあまり使ってないし、集中線とかもないし、ペンで書いた線も頼りない気がするし。
 私みたいな絵が下手なのが言っても説得力ゼロだと思うけど。
 一話一話の間に入ってる鉛筆画は良い感じだと思うので。
 魅力はやっぱり台詞にあるのでしょうか。
 何でもない事を大げさに言ったり、回りくどく言ってみたり。
 そんなこんなで、「みなみけ」はアニメ化で水を得た魚になったのかなと。
 アニメ化すればマンガ版のクオリティは関係ないし、台詞には声が付いてより魅力的になるし。
 というわけで。

 でわでわ。
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「マンガ版「みなみけ」感想。」の評価です。

「夜空の双子座に紅いバラ」感想。

 今日は久々に小説の感想など。
 集英社スーパーダッシュ文庫「夜空の双子座に紅いバラ」の感想です。
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「「夜空の双子座に紅いバラ」感想。」の評価です。

「ラストサムライ」感想。

 年末にテレビで放送していた映画をようやく見れたので、感想など。
 見たのは「ラストサムライ」。
 南北戦争の英雄であるアメリカ人が日本に渡り、軍隊の教官になるが、最初の戦闘で負傷して敵軍の捕虜になり、武士道に触れるというストーリー。
 多くの日本人俳優が出演した事でも話題になった作品です。
 明治維新後の日本を舞台に設定しながら、ほとんどの登場人物とストーリーは完全にオリジナルです。
 舞台セットその他、良くできているけど、やたらお辞儀しまくりだったりとか、「アメリカ人から見た日本人像」は少なからず残っています。
 その点は日本人としてはちょっとがっかり。
 とはいえこれまでの同様の映画などに比べればはるかにマシでしょうが。
 あとはクライマックスで、新政府軍と武士の軍隊が戦うシーンがあるんだけど。
 最新のライフル銃などを装備し、兵力でも勝る軍隊と戦うなら、開けた平地で正面から戦うのではなく、見通しの悪い山道に誘い込み、奇襲を仕掛けるしかないと思うのですが。
 参考文献:「二人の英雄」(笑)。
 まあ、CMなどのプロモーション映像に、甲冑姿のトムクルーズが馬に乗って戦場を駆ける姿を出したかっただけかも知れないけど。
 エンディングもちょっと無理してハッピーエンドの方向で。
 この辺もハリウッド好みの方向なのかな?
 日本製の同時代の作品というと、大抵は全員討ち死にとかの壮絶なのが多いと思うんだけど。
 ちょっと「?」な部分もあるけど、概ね良くできていると思います。
 これを見たアメリカやヨーロッパの人が日本の文化に興味を持って、日本製の時代劇とかを見るようになったら嬉しいなあと思いつつ。

 でわでわ。
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「「ラストサムライ」感想。」の評価です。

「ヴァン・ヘルシング」感想。

 久々にテレビで映画を見たりしたので、感想など。
 見たのは「ヴァン・ヘルシング」。
 モンスターハンターの主人公ヴァン・ヘルシングが吸血鬼ドラキュラ伯爵と戦うというお話。
 と、言いながら、ドラキュラの他にオオカミ男は出てくるわ、フランケンシュタインの怪物は出てくるわで、さながらヨーロッパ怪物のオンパレード。
 あ、もっと適切な例えはハリウッド版の「怪物くん」ですね。
 他にもジキル博士とハイド氏とかハーピーとかも。
 世界的に大ヒットしたハリウッド映画だけあって、素晴らしいCGにアクションシーンです。
 でもドラキュラ映画として捉えてみると、至高の存在であるが故に永遠に孤独であるという悲哀、陽の光への恐怖と羨望、吸血という背徳行為といった、吸血鬼ドラキュラに必要不可欠な要素は影も形もありません。
 闇の貴族ドラキュラも、ハリウッドの手にかかってしまうと、ただの平凡な悪役になっちゃうのかな?
 他にも、主人公が記憶喪失である事にあんまり意味がなかったとか、ヒロインが死んじゃうエンディングはどうだろう? とかの文句もありますが。
 ハリウッド映画としては良くできていると思います。
 でもそれだけかな? という事で。

 でわでわ。
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「「ヴァン・ヘルシング」感想。」の評価です。

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