「私はここにいます。」

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「ヴァン・ヘルシング」感想。

 久々にテレビで映画を見たりしたので、感想など。
 見たのは「ヴァン・ヘルシング」。
 モンスターハンターの主人公ヴァン・ヘルシングが吸血鬼ドラキュラ伯爵と戦うというお話。
 と、言いながら、ドラキュラの他にオオカミ男は出てくるわ、フランケンシュタインの怪物は出てくるわで、さながらヨーロッパ怪物のオンパレード。
 あ、もっと適切な例えはハリウッド版の「怪物くん」ですね。
 他にもジキル博士とハイド氏とかハーピーとかも。
 世界的に大ヒットしたハリウッド映画だけあって、素晴らしいCGにアクションシーンです。
 でもドラキュラ映画として捉えてみると、至高の存在であるが故に永遠に孤独であるという悲哀、陽の光への恐怖と羨望、吸血という背徳行為といった、吸血鬼ドラキュラに必要不可欠な要素は影も形もありません。
 闇の貴族ドラキュラも、ハリウッドの手にかかってしまうと、ただの平凡な悪役になっちゃうのかな?
 他にも、主人公が記憶喪失である事にあんまり意味がなかったとか、ヒロインが死んじゃうエンディングはどうだろう? とかの文句もありますが。
 ハリウッド映画としては良くできていると思います。
 でもそれだけかな? という事で。

 でわでわ。
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