「私はここにいます。」

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「喰霊−零−」終了につき感想。

ビルと紅葉in10月12日の中島公園。

 中島公園は都市の中の公園なので、ちょっと目線を上げるとこんな景色も。
 ……季節外れだけど。

 というわけで2008年最後になりそうなアニメ感想は、「喰霊−零−」が終了したので。
 今期のアニメ作品の中では最高との呼び声も高い本作です。
 最終回までクオリティも高かったし、キャラクター的にもシナリオ的にも隙なく作られていたかと。
 特に手に汗握るアクションシーンと、それに彩りを添えるキャラクターデザインは、2008年を締めくくる作品として相応しかったんじゃないかと。
 ただ、シナリオで個人的に気にしたいのは、黄泉が悪霊になった理由。
 直接的には殺生石なんだろうけど、殺生石を受け入れる素養は何だったんだろう?
 殺生石を埋め込まれる時には、育ての親の仇である冥への憎しみであるような事を言うし、かと思えば神楽は神楽で冥を殺した犯人としてみんなに疑われた事のように言うし。
 悪霊になったらなったで、神楽の才能に嫉妬していたみたいな事を言ってみたり、桜庭一騎が邪魔だったような事を言ってみたり。
 1話1話で見ていけば面白かったけど、全体としてみれば一番重要なその一点が曖昧だったので、それだけが唯一残念だったなと。
 あとは第1話だけでほぼ切り捨てになった特戦四課の方が、神楽や黄泉の対策チームより、アクションシーンでのビジュアル的には栄える気がする事とか。
 個人的には特戦四課メインのお話とか、原作マンガ本編のアニメ版とかも見てみたいなあとか思うのですが。

 でわでわ。
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