「私はここにいます。」

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ゲド戦記公開に先駆けて。

 ゲド戦記公開記念という事で地上波初登場していた「ハウルの動く城」を見たので感想など。
 以前にインターネットで感想を読んでいたのですが、それとそっくりそのまんま同じ事を考えていたり。
 老婆の時はいいとして、若い時のソフィの声はどう考えても無理があるとか、そもそも老婆になったり若返ったりする呪いになんか意味があったのかとか。
 あんまり恋愛って感じにもなってないし。
 事あるごとに「ハウルに恋をしてるのね?」とか言わない方がかえって気にしないで見れたと思うのですが、とか。
 戦争反対もテーマのひとつみたいだけど、戦争の悲惨さを描くわけではなく、ただ戦争したくないと言ってハウルが逃げ回るだけだし。
 全体的な設定の説明が明らかに不足している気もするし。
 地上波放送版だから、いろいろカットされているのかも知れませんが。
 映像的にはすごいけど、結局はそれだけだったかなという感じかも。
 面白いシーンもいっぱいあるにはあるんだけどなあ。
 台詞のひとつひとつとか、変身後のハウルの姿とかを見るにつけ、アニメ映画よりもハードカバーに行間の大きめの小説の方が本来の姿なんだろうなあという気になってくるのですが。
 スタジオジブリの宮崎アニメといえば、今や日本を代表する、世界的なエンターテイメントのひとつになっていると思うのですが。
 なのにこの「ハウルの動く城」といい、もうすぐ公開の「ゲド戦記」といい、どうして原作を外国の作品に頼るのでしょうか?
 「ハウル」だけならいいけど、次の「ゲド戦記」までそうだと、なんだかなあという気がしてしまうのですが。

 でわでわ。
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