FinePix Real 3D W3の光と影。
今日も写真は8月15日の地球最古の恐竜展で。
べろーん。
舌じゃなくて前歯だけど。
富士フイルムのコンパクトデジカメを買うのはこれで4台目になるわけだけど。
不思議な事に、ここがいいなあと言って富士フイルムのコンパクトデジカメを選ぶのに、ここはどうだろう? と思う部分が少なからずあって、完全に満足した事ってないわけでして。
FinePix REAL 3D W3もその例に漏れないけど、こいつは3Dだから仕方ないという部分もありますから。
よく言われる「指が写りやすい」というのも、幅を大きくせずに、ふたつのレンズを配置するからには仕方ないというところ。
バッテリーの保ちの悪さも、ほとんど普通のコンパクトデジカメ2台が組み込まれているに等しい構造だと思えば納得せざるをえません。
それでも苦言を呈したいところと言えば、あまりにも鮮やかすぎる背面液晶(大きいのはいい事だけど)とか、旧態依然としたAF、できればMFも付けて欲しいとか、そういうところでしょうか。
あとは28mm相当の広角と手ブレ補正はぜひとも欲しかったところ。
手ブレ補正は仕方ないとしても、ボディは大きいし手ブレ対策という事で、両吊りストラップを使えるようにして欲しかったなあ。
誉めるところと言うと、ふたつのレンズの間を7.5cmと広く撮ったおかげで、遠景でも3D感を得やすくなっているところ。
その一方で近接撮影に不利になるところを、3D2回撮りで補っているところ。
意外と高感度でも画質が悪くないところとか、赤外線通信が地味に便利だとか、絞り優先モードが使えるので、意図的にスローシャッターにする事もできるとか、そういうところも評価すべきかと。
2Dとして使う分には水準以下だけど、3Dという事になるとほとんど唯一の選択肢、という事になるのかと。
でわでわ。
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