「私はここにいます。」

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Fソフト85mmF2.8の雑感など。

8月9日の銀河庭園その1。

 今日から写真は8月9日の銀河庭園の写真で。
 この日はDP1で人工物を撮って、Fソフトで花を撮るのが目的。
 とりあえずFソフトの写真を一挙公開しつつ、レンズの雑感も。
8月9日の銀河庭園その2。

 ソフトフォーカスな写真のためだけに作られた贅沢な一品がソフトレンズです。
 花やポートレート、テーブルフォトなどで上品かつ幻想的な一枚を狙えます。
 レンズ設計としては盛大にフレアが発生するように設計されているそうで、ソフトフィルターやレタッチソフトによるソフト効果とは一線を画す上質なソフト描写が得られるのではないかと。

8月9日の銀河庭園その3。

 Fソフト85mmF2.8は、AFレンズでありながら絞りリングにA位置のない、珍しいタイプです。
 撮影は絞り優先かマニュアル露出になり、プログラムAEやシャッター優先は使えません。
 というのもペンタックスのソフトレンズは絞り値によってソフトの効き具合が変わるタイプなので、その方が使いやすいからです。
 開放F2.8からF5.6までは実絞り測光となり、ファインダー内でソフト効果を確認しながら撮影できますが、そこから先はF5.6での測光となります。
 Z−1pやMZ−Sなどでは普通に全機能が使えて、ファインダー内で絞り値の確認もできますが、*istなどでは露出計自体が動かなくなります。
 ややこしいのがK10Dを始めとするデジタル一眼レフで、F2.8からF5.6では実絞りで中央部重点平均測光による絞り優先AEが使えますが、F5.6より絞るとマニュアル露出になり、ファインダー内でも絞り値は確認できません。

8月9日の銀河庭園その4。

 これがF2.8でのカット。

8月9日の銀河庭園その5。

 そしてこっちがF5.6でのカット。

 それでもExif情報に絞り値が記録されるのが不思議です。
 ちなみにFソフトの後継としてFAソフトというのもあるけど、外装と絞り値の境目がF5.6からF4.5に変わったくらいで、光学系も同じだし、レンズIDまで同じだからFソフトで撮ってもFAソフトになるくらいです。
 FAソフトには28mmもあるので、それもちょっと気になる今日この頃です。
 ナイトスナップには85mmじゃ長すぎだし。

 でわでわ。
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