「私はここにいます。」

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DP1でのRAW現像の個人的実情。

8月2日の百合が原公園その7。

 今日も写真は8月2日の百合が原公園で。
 本文とは何の関係もなくK10D+DFAマクロ50mmでの1枚。
 よく考えたらちょっと卑猥かも。

 
 DP1の付属のRAW現像ソフトといえば、SIGMA PhotoPro3(以下、SPP)です。
 インターフェースに若干クセはあるものの、動作も重くないので低スペックPCでも安心です。
 機能的にはX3Fファイルの色を調整してJPEGやTIFFに出力するだけ、といった感じです。
 市販ソフトにあるような、ゴミ取り、周辺減光補正、パープルフリンジ補正、傾き補正といった機能はないので、SPPでTIFFに出力した後、別のソフトで補正する必要があります。
 でもDP1だとその辺の機能はあまり必要ありませんが。
 不便なのは色補正がCMYの3色を調整する方式なので、ちょっとわかりづらい事です。
 一般的なRAW現像ソフトは色温度(シアンと黄色の割合)と緑と紫の割合の4色を調整する方式で、その方がわかりやすいと思うのですが。
 DP1は撮って出しだと強力に緑を被る場合がありますが、SPPの最新バージョンだとオートにするだけですっきりと緑を補正してくれます。
 若干緑が残る場合はMを少し入れればいいと思います。
 SPPオートの傾向として、白飛びを極力抑えるというのもあります。
 とは言っても晴れの日の雰囲気を出したいと思ったら、コントラストと明るさを上げて、むしろ白飛びさせる方向で調整すべきかと。
 あとは好みに合わせてシャープネスと彩度をあげればよろしいかと。
 SPPの他に、主にK10Dに使っているDigitalDarkroom(以下、DDR)も使っています。
 SD14には真っ先に対応したDDRですが、DP1には対応していません。
 AdobeのDNG ConverterでDNGに変換する事になります。
 色の調節は、緑被りがそのまま出てくるので、晴天屋外のカットでは普通に深泥と紫の中間のゼロにすればよろしいかと。
 DDR任せのオートでもいいと思います。
 DP1は露出オーバー傾向なので、コントラストを上げつつ明るさを抑えた方が自然に見栄えのする絵が出せると思います。
 そんなわけで今まではDP1付属のSPPと使い慣れたDDRと両方を使っていたけど、SPPに慣れてきたので、こちらに一本化しようかとも思っています。

 でわでわ。
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