なでなで


このSSは全員のエンド後と言う設定にしました。(志保と理緒ちゃん以外の…)
このSS全員が浩之の婚約者と言う設定にしました。(志保と理緒ちゃん以外の…)
一夫多妻制 ができたのでみんなで暮らし始めた話です。(志保と理緒ちゃん以外の…)
二人のファンは見てもおもろないで・・・ ( ̄× ̄) 


「・・・浩之ちゃん、できちゃった」
 はい?
「何ができたんだ、あかり?」
「私と浩之ちゃんの愛の結晶」
「結晶?」
「私と浩之ちゃんの・・・赤ちゃん」
「・・・まじ?」
「多分。明日おかあさんと産婦人科に行って来るから学校休むね」
「この歳でパパかぁ〜〜〜〜〜!!」
 俺は絶叫した。
 そこえ、遠くから声が聞こえる
「ひ・・・さん・・・浩之・・ん」
 なんだか声がだんだん近くに・・・
「浩之さん!起きてください。夕御飯ですよ、浩之さん!」
 マルチが俺を起こしに来ている
「ん・・・わかった、・・・・すぐ起きる」
 俺はマルチに呼ばれ、目を覚ます。
 疲れていたせいか、学校から帰ってきてすぐ部屋で寝て変な夢を見ていたみたいだ
「今日は私、いつもよりがんばったんですよ」
「おっ、そうか。それは楽しみだな」
 俺はマルチの頭を『なでなで』しながら言った。
「はわわっ」
 マルチはものすごく幸せそうな顔をしている。
 今日、あかり達は偶然にも用事が重なり、珍しく先輩とマルチの三人で帰宅となった。

 あかり   料理クラブ
 綾香    寺女のクラスメイトとカラオケ
 セリオ   月に一度のメンテナンス
 レミイ   弓道部
 委員長   塾の模試
 琴音ちゃん 美術部
 葵ちゃん  道場に行く日 

 という具合だ。
 マルチとセリオのメンテナンスの日をずらしてもらってよかった。
 さすがに先輩一人で家族みんなの分の食事を作るのは大変だろう


 俺はマルチと一緒に、先輩が待っている居間へと下りてきた。
 考え事をしながら歩いていたから。俺の左手はマルチを『なでなで』したままだ。
 マルチも全然抵抗しないし。
 それにかなり嬉しそうだし。
 ふと見ると、先輩がこっちを見ている。
 何かを訴えかけるような視線だ。
「・・・マルチちゃん」
「なんですか、芹香さん。」
「・・・マルチちゃんはなんで、浩之さんに『なでなで』してもらっているの?」
「えっ?・・・私が夕御飯をがんばってつくったと言ったら、浩之さんが褒めてくれて。それで・・」
 マルチは説明するのが恥ずかしいみたいだ。
 先輩は少しだけ頬を赤くして、
「・・・私も手伝いましたし洗濯物をたたみました。」
と言った。
「そ、そうなんだ」
 すると、先輩はさらに赤くなって、
「・・・・・・」
「だから、私もって・・・先輩・・・?」
 先輩は、上目使いで俺を見て、少し瞳を潤ませつつ顔を赤くしている。
 可愛すぎる。
「そ、そうか。先輩も、がんばったもんな。」
 先輩が俺に何をして欲しいのかは一目瞭然。
 俺はマルチと先輩の頭を『なでなで』を始めた。
「・・・・・・」
 先輩は耳まで真っ赤にしてうつむいた。
「気持ちいい?」
「・・・・・・(こくこく)」
「先輩が気持ちよくなってる顔、可愛くて好きだな」
「・・・・・・(ぽっ)」
 俺は『なでなで』し続けている。
 先輩はうつむいているが、かなり嬉しそうだ。
 マルチはなんかオーバーヒート寸前みたいだし。
 でも二人とも全然抵抗しないし。
 だけど、なんか先輩とはいつもと立場が逆なのだが。
 そんなことを考えていると・・・
「ああーっ、何やってるのよおっ!?」
 妙に早く帰ってきた綾香が、先輩とマルチを見るなり、叫んできた。
「うわっ、びっくりした!」
 俺は驚いた。おもいっきり。
 綾香の後ろにセリオもいた二人は帰ってくるなり俺にせまってくる。
 綾香は拳を握りながら…
 恐い。
「な・・・なんでございます・・・か?」
 俺は引き気味に答えた。
 それでも右手は先輩を左手はマルチを『なでなで』したままだったりする。
 綾香は、右手を、セリオ、は左手を睨む。
 ギロッ!!
 うわっ!!
 俺は思わず先輩を『なでなで』していた両手をひっこめる。
「あっ・・・」×2
 先輩とマルチは、かなり未練たっぷりの声を出す。
「なにをすんですか、綾香ちゃん、セリオちゃん」
「そうです綾香さんセリオさん」
 先輩とマルチが二人を怒る
 幸福な一時を邪魔された怒りなのか・・・?
「なにをすんですか、じゃないわよ、マルチ!姉さん!!」
「そうです、芹香さん、マルチさん」
 綾香とセリオは、かなり機嫌が悪いみたいだ。
「なに怒っているんだ」
「だって、だって。」
 綾香がもじもじしながら俺を上目づかいで見る。
「・・・・私もしてほしかったんだもん」
 照れながら、小さな声で言う綾香・・・お前、かわいすぎるぞ。
 そして、セリオが俺の方を向いて言った。
「浩之さん・・・私を『なでなで』して下さい!!」
 ズルッ。
 俺と綾香は豪快にずっこけた。
「セリオ! 私が最初に言ったんだから、せめて『私を』じゃなくて『私達を』にしなさい!!」
 綾香がすばやく起き上がり今度はセリオに言い返す。
「はわわっ」
「マルチの真似してもだめよ。」
 セリオがボケてる。メンテナンスしてきたばかりのはずなのに・・・



(続くと思う・・・)



 めんどいので続かないかも ( ̄∽ ̄)
 <理由>飽きっぽいから・・・
10分くらいで作ったので字とか文字が間違ってかも・・・
 それと志保と理緒ちゃんの二人は続きが作ったとしても間違いなく出さない!!
 <理由>この二人を出すと作っていてめんどくなるから。


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