2002年4月のひとりごと

 2002年4月のひとりごとです。


2002/04/29
 今日はこれから「ONE2」をやるので、一発ネタで勝負。
 っていうか手抜きでごめんなさい。
 某「ONE2」の綾芽さんシナリオで出てくる、某お姉さんが読んでいた本。
 家にあったので写真撮影。
 映像はこちら

 でわでわ。


2002/04/27
 「Wind」感想の補足というか蛇足というか。
 「Wind」の売れ方って、某セガサターンで発売された「センチメンタルグラフィティ」そっくり。
 パッと見だけで話題ばかりが先行すれば、確かに最初は大売れするかも知れません。
 しかしいざ発売されてプレイした時、中身が伴わないと、期待が大きかった分だけ酷評される事になってしまいます。
 結局は真面目に作って、普通に売り出して、少しずつ信頼を積み重ねていかないとダメなのかなあと思う今日この頃です。
 関係ないですが、「セングラ」も「Wind」と同じく、ムービーが話題になりましたねえ。
 真っ暗な背景と脳天気な主題歌をバックに12人の女の子が奇怪な動きを繰り広げ、最後は主人公が全国各地で略奪してきたと思われる制服が山積みになって終わる、伝説の暗黒太極拳。

 でわでわ。


2002/04/25
 私の「Wind」プレイ風景。

単3電池8本でお手軽に出来ます。

 Ctrlキー自動押しっぱなし装置(笑)。
 んで、この便利なシステムを使って「Wind−a breath of heart−」(以下、「Wind」)をコンプリートしましたので、感想を書きます。
 「Wind」はminoriから発売された、Windows用18禁ゲームです。
 内容的にはぱっと見、普通の学園恋愛ADVです。
 発売前にweb上で公開されたOPムービーが話題になり、前評判の高い作品でした。
 で、フタを開けてみると……。
 まずシステム。
 「一度見た文章は一度に表示」というしょうもない機能が付きながら、肝心の既読判定のメッセージスキップがないのはどうかと。
 あるのはCtrlキー押しっぱなしで強制スキップ(説明書に記載なし)と手放しモードのみ。
 ついでに環境によっては強制終了が頻発するという話も。
 私のところでも3回ばかり発生。
 次は音楽。
 悪くはないんだろうけど、あまり印象には残らず。
 ムービーは素晴らしいの一言。
 ただし、ふたつある内のひとつは、使いどころに疑問。
 3曲のボーカル曲もいい感じです。
 グラフィック。
 「情緒漂う繊細なグラフィック」(パッケージ裏から抜粋)も「Wind」の売りのひとつらしいですが。
 背景と一枚絵、特に夕焼けや夜のはすごくキレイなのですが、立ち絵は今ひとつ。
 輪郭線が目立つし、瞳の塗り方ももっと丁寧にしてもらいたかったところです。
 さて、シナリオ。
 「本作のシナリオでは、キャラクターの喜怒哀楽すべての感情を、文章の力で出来る限り、鮮やかに表現するよう心がけました」(パッケージ裏から抜粋)との事ですが。
 前半はのんびりまったりムードな学園生活モード。
 多くのキャラがいい子ちゃんなせいもあり、盛り上がりに欠けて退屈な印象。
 選択肢も少ないし、ダラダラとした感じ。
 そういうのが好きという人もいるとは思いますが、個人的には主人公の喜怒哀楽をきちんと書いて欲しいです。
 後半になるとシリアスな展開になります。
 大した事ないストーリーを、文章を長くして無理矢理盛り上げようとして、結果として長々と読みにくい文章を大量生産している感じ。
 個人的にはひたすら飛ばしまくり。
 とても全部読んでられません。
 後半で重要な存在になってくる彩ちゃんというキャラですが、前半での出番が少ないのは疑問。
 ストーリー展開に応じて無理矢理設定をねじ曲げるのもどうかと。
 「あなたを殺さないとこの街が滅びるんです!」とか言いながら、いつの間にかそうじゃなくなったりしてる、などなど……。
 まあ、シナリオについていろいろツッコミましたが、実はまだまだツッコミできます。
 でも、この辺で。
 シナリオ全体を通して評価するなら、平凡、あるいは平凡以下という出来でしょうか。
 総評。
 某国内最大手の掲示板などではかなりクソゲー扱いされてますが。
 個人的にはそこまでひどいという事はないかなあと。
 ムービーがすごくキレイで、かつ、ホームページでの紹介や雑誌の開発者インタビューなどで大げさに宣伝して、ユーザーが大きな期待を持たせて。
 それでフタを開けてみると、いかにも普通な出来映えだったのでがっかりした人も多かったんじゃないかなあと。
 これこれこういうゲームを目指しました、みたいな宣伝をしているのに、実際は主義も主張もない、平々凡々な作りでした。
 普通に売り出してたらこんなにひどく言われる事もなかったのになあ。
 とりあえず、ムービーと背景がキレイなら、他はどうでもいいやって人にはお勧め(そんな人、いるのか?)。
 ブランド名「minori」は少数派を意味するMinorityから作った造語だそうですが。
 残念ながら「Wind」はどこを取ってみても、目指している方向性はありがちな物でした。
 自分達のブランド名を「minori」に決めた時の気持ちに帰って、次回作に臨んでもらいたい物です。

 でわでわ。


2002/04/23
 「雪のとける頃に…」コンプリート!
 ……攻略記事見ながらだけど。
 というわけで残りは「Wind」。
 みなもはクリアして、ひなたが攻略途中、で手付かず3人。
 これを25日までに終えれば……。

 というわけで、「雪のとける頃に…」の感想を書きます。
 「雪のとける頃に…」はスタジオ・エゴが発売した、医者物のADVなWindows用18禁ゲームです。
 まずはシステム、音楽、グラフィックについて。
 いつもながら安定した出来です。
 スタジオ・エゴのゲームの感想は昔から書いているので、今さら書く事がなくて困ります。
 で、シナリオ。
 いつも通り、コミカルな部分は楽しいです。
 主人公が新婚という事で、その辺のラブラブぶりも楽しいです。
 全般に主人公、他のキャラに押され気味ですが、それもいいでしょう。
 ですが、シリアスな方になると。
 医者物という事で、人間の生死に関わるドラマ、さらに主人公の奥さんが交通事故で意識不明など、シリアスな展開が期待できそうですが。
 まずは主人公のライバル医師。
 18禁ゲームではこの手のキャラが少ないので、新鮮に思いました。
 現実的でリアリストな性格ですが、どうも言っている事に筋が通っていないように思いました。
 要するに主人公の事が嫌いだから、正反対の事を言ってるだけだろ、みたいな。
 生い立ちとかの設定も、医者になるようには思えませんし。
 もっと、ここからここまでは共感できる、でもこの先は共感できない、という辺りを明確にすると、より深みのあるキャラクターになったのではないでしょうか。
 結局はライバルを目指してなりきれず、ただのイヤな奴じゃん、みたいな。
 あとは、シナリオの後半になると、主人公の奥さんが交通事故で意識不明になりますが(シナリオによってはならないけど)。
 この直後の主人公の苦悩ぶりはもっとしっかり書くべきだったかと。
 シナリオの肝ですからね、この辺は。
 このゲームには主人公の奥さんの他に、看護婦さんや後輩の研修医、患者さんなどの魅力的な女の子がたくさん出てきます。
 基本的に奥さん以外の女の子と結ばれるルートに進むと、かなり暗めなエンディングを迎える事になるのでご注意を。
 ちなみに奥さんが交通事故に遭わないルートがあるのですが。
 これがかなりドロドロな感じです。
 ちょっと見直しました。
 総評。
 分かれ目はシナリオをどう評価するか。
 ドロドロな展開を許せる人にはお勧めできますが、そうでない人にはちょっと……。
 出来その物は悪くないと思いますが、その方向性が広く受け入れられるとはちょっと思えないので。

 でわでわ。


2002/04/21
 「Wind」と「雪のとける頃に…」の並行プレイで忙しい今日この頃です。
 みなさんも無理はせず、きちんと睡眠を取ってがんばりましょう。
 ……って、この2本の並行プレイは私だけか。
 実は私、他にも宿題が貯まってます。
 某サークル「いつものところ」の、「Kanoso↑(あっぱあ)」。
 死んだ目が強烈な印象を与える某「Kanon」の同人パロディゲーム。
 他にはMTV2000で録画したテレビ。
 映画が3本、「処刑ライダー」、「トゥルーライズ」、「天国までの100マイル」。
 あ、「笑点」と「ほしのこえ」もあった。
 というわけで忙しいのでこの辺で。

 でわでわ。


2002/04/19
 今日は色々と買い物してきました。
 どれくらい色々かっていうと、全部書くのが面倒なくらい色々です。
 というわけで、「雪のとける頃に…」と「Wind」の中間感想など。
 「雪のとける頃に…」は、案外シリアスがしっかりしているかも……という感じ。
 ツッコミようはやっぱりあるけど……とりあえず途中なので。
 体験版よりもうちょっと進んだんだけど、結構、体験版では削られたシーンがかなり多いです。
 削られたシーンの中で、主人公のライバル医師がいい味出してます。
 この先もがんばってもらいたいところです。
 「Wind」、なんか普通の恋愛ADVです。
 背景画はめちゃめちゃキレイなのに、人物は……。
 さりげなく発売前に話題になっていたムービーが違うバージョンになっているようです。
 ゲーム画面がなくなってアニメの新作カットが増えているようです。
 あとはまあ……全然説明がないけど、実はみんな超能力者らしいです。
 唐突だけど。
 あとは妹のひなた。
 知り合いの年上の人にはみんな「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」と呼ぶのはどうかと。
 お前のお兄ちゃんは俺一人なんだ!
 さあ、俺だけをお兄ちゃんと呼んでくれっ!
 ……って思いませんか? 全国のお兄ちゃんのみなさん。

 でわでわ。


2002/04/17
 壁紙変えました。

メイドさん〜。

 というわけで写真。
 スタジオ・エゴのHP、200万HIT記念の壁紙です。
 用事もないのにパソコンを立ち上げたくなったり、ウインドウを開くのが悲しくなったりして困り気味な今日この頃です。
 で、ごく限られた巷で話題の4月26日まで、あと9日になりました。
 というわけで、明後日、19日発売のと合わせて、注目のソフトを紹介したいと思います。
 まず19日発売から。
 1本目、スタジオ・エゴの「雪のとける頃に…」。
 最近は現代物にも挑戦するスタジオ・エゴの意欲作。
 北海道を舞台にした医者もの。
 フルサイズの主題歌にOPムービー、ダイジェスト版とミニシナリオをホームページでダウンロードと、いつになく力の入ったプロモーションぶり。
 OPムービーのリアルな雪の降り方は要注目。
 問題は……きちんと、徹底的にシリアスを突き詰められるか? という事。
 個人的にはその辺は見限ってるんですけどねえ。
 自分の妻が交通事故で意識不明、という展開が去年の話題作「君が望む永遠」のパクリという噂も……?
 19日の2本目、minoriの「Wind〜a breth of heart〜」。
 高品質のOPムービーで話題になり、前評判が最も高い気がするタイトルです。
 フタを開けてみるとただの恋愛ADVという気がするのですが……。
 とりあえず話題にはなりそうだし、初回版もすぐ売り切れると予想しているので、しばらく積んでおくつもりで購入しようかと。
 でも、42MBのOPムービーがアクセス過多でめちゃめちゃ重かったにも関わらず、発売2日前にもっと大きい93MBの体験版をアップロードする学習能力の低さはどうかなあと。
 で、いよいよ26日。
 まず1本目はFrontWingの「426」。
 3本のゲームを1本にまとめたオムニバス形式のタイトルに、1日たりとも発売日をずらせない名前を付けて、背水の陣で4月26日に挑むFrontWing。
 でも個人的には興味なし(笑)。
 2本目、F&Cの「水月」。
 「Canvas〜セピア色のモチーフ〜」でお馴染み、☆画野朗さん原画のビジュアルノベル。
 ユーザー媚び媚び路線の多いF&Cらしくない、また他のメーカーもひっくるめて、少なくなりつつある雰囲気重視の本格的なビジュアルノベルっぽいので、この手のゲームが好きな人は要注目。
 デモムービーで出てくる台詞とかの雰囲気がかなりいい感じですよね。
 HPでFLASHの体験版がプレイできるのですが、BGMがないのがお茶目というか何というか……。
 やるゲームがない時だったら即ゲットなんですけどねえ。
 3本目、大御所Leafの「うたわれるもの」。
 「ToHeart」や「こみっくパーティー」など、数々のヒット作を生み出した大御所Leafの最新作。
 人気の甘露樹さんの原画にRPG+ADV、さらにネコミミならぬイヌミミ標準装備(笑)という組み合わせで勝負。
 最近は主題歌やOPムービーをHPで公開するメーカーが多いですが、Leafは情報公開には消極的なようです。
 なので書く事がないです。
 4本目、BASE SONの「ONE2〜永遠の約束〜」。
 この筋では「ToHeart」以来の大ヒットとなった「ONE〜輝く季節へ〜」の続編。
 さらに「ONE〜輝く季節へ〜」と関わりにないブランド、スタッフでの制作、さらにタイトル発表と同時の原画担当募集という、いい意味でも悪い意味でも話題に事欠かないタイトルです。
 最初はエロゲーっぽくないなあとか思ってた原画も、最近ではかなりいい感じに。
 主題歌やOPムービーもいい感じなので、それほど外さないかも。
 特に、髪が風になびくとかいうアニメーションもしてくれない静止画素材を、涙ぐましい努力で動かしているOPムービーは要注目。
 ……いや、本当にいい雰囲気ですよ、OPムービー。
 というわけで、以上、6タイトルを紹介させていただきましたが……。
 ……え? 本命はどれって?
 そうだねえ……好みもあるし、まだプレイしてないしねえ……。
 とりあえず話題性では、「Wind」と「ONE2」という事で。
 ゲームその物については知らないけど、発売後の感想とか意見とかで盛り上がりたい人は、この2タイトルは必携。
 一応、本命? ですかね? この2本は。
 大穴狙いには「水月」。
 ま、シナリオ次第ですけどねえ。
 案外、いけるかも。
 暗めのシナリオが好きな人に……?
 手堅くは「雪のとける頃に…」と「うたわれるもの」。
 この2タイトルについては、何となく雰囲気が想像できたりするし。
 いい方向にも悪い方向にも大バケはしないと思いますよ。
 というわけで。
 参考になりましたか?
 みなさんはどれを買いますか?

 でわでわ。


2002/04/15
 掲示板に念願のアイコンが付きました♪
 拾い物だけど。
 ヒマな人は書き込みに来て下さい。

 というわけで、今日はDCで発売になった恋愛アドベンチャーゲーム、「みずいろ」の感想を書きたいと思います。
 「みずいろ」はねこねこソフトがPC用に発売した18禁ゲームですが、DCに移植されてNECインターチャンネルから発売になりました。
 まずはシステム、グラフィック、音楽について。
 よろしいんじゃないかと。
 む、適当な感想。
 その分はシナリオの感想で挽回。
 シナリオは、主人公らの子供の頃を描いた過去編でそれぞれのヒロインの現代編シナリオに分岐するシステムです。
 で、クリアした順番に感想など。
 ちなみにこの先、ネタバレしまくりなので要注意。
 まずは主人公の幼なじみ、日和。
 このシナリオでは日和は子供の頃に引っ越して主人公と離れていたのが、何故か幽霊になって主人公の前に姿を現わすというお話です。
 日和のトロさ加減が楽しい日和シナリオですが、個人的にはそこに絡んでくる妹、雪希の反応が楽しかったりします。
 で、前半のコミカルな展開はいいとして、後半でシリアスになってくると。
 そもそも離れていた人が幽霊になって戻って来るという時点で、シナリオはある程度、ワンパターンになりがちだと思うのですが、この日和シナリオも例外ではありませんでした。
 あとは伏線の使い方。
 わかりやすい伏線をたくさん使っていますが、そういう事をするとかえってひとつひとつの伏線の重みがなくなっていくのですが。
 次は主人公の妹、雪希。
 毎朝、主人公を起こしに来て家事全般を務めてくれる、一家に一人は欲しい世話焼きタイプの妹です。
 主人公とは血が繋がっていない、義妹という設定ですが、どういう関係で義妹になったのかは不明なのはどうかと。
 さらに部活をやっているらしいのですが、何の部活かわからないというのもどうかと。
 主人公の事が好きなのに、妹という事で言い出せなかったりする描写は良かったです。
 でも、いざ主人公と恋愛関係になる部分まで来ると、描写が弱かった気がします。
 次は主人公の先輩、麻美。
 トロいので友達ができないという、設定。
 これで台詞が全部「………」で、趣味が黒魔術だったりすると、別のゲームの別な先輩になるのですが、違うので残念。
 ……残念なのか?
 麻美シナリオで重要なポイントとなるのは猫の存在です。
 後半になっていなくなった猫を、戻ってきませんよ、と決め付けるのですが、その前に猫と仲良くしているシーンがないので、演出的に大失敗かと。
 次は進藤さん。
 妹、雪希の親友という設定の進藤さん。
 他のシナリオではやかましい進藤さんですが、自分のシナリオだと大人しくて上がり症な女の子だったりします。
 個人的にはゲーム情報誌でシナリオによって性格が違うという事を知って、かつ過去編で大人しい性格の進藤むつきと、やかましい性格の進藤さん妹(下の名前不明)が出てくると、現代編の進藤さんの正体がわかってしまいました。
 なので現代編でどんな展開をしても、ネタが上がっているのであまり悲しくはなりませんでした。
 最後の最後で名前を教えようとするところで終わる展開もあざとく感じられました。
 あと、雪希シナリオと同じく、過去の設定はよくできていたのに、それが解決する段階で物足りなさがありました。
 次はDC版で追加された新日和シナリオ。
 旧日和シナリオでは引っ越していなくなった日和ですが、新日和シナリオでは引っ越しせず、主人公と同居して「お兄ちゃん」と呼ぶ展開です。
 ちなみに他のシナリオで料理ができなかった日和が料理ができるようになって、他のシナリオで料理が得意な雪希が料理ができなくなるという設定がポイントです。
 このシナリオでも、過去の設定はよくできていたのに、それが解決する段階で物足りなさがあったりしました。
 次は清香。
 後頭部に背負った、リボンに偽装したサテライトキャノンが100メートル先からでも目立つ清香ですが。
 最初はイヤイヤ手伝っていた砂絵作りでしたが、寝込んだ清香の看病などを通じて、積極的になっていく主人公がきちんと書けていたのが良かったです。
 問題は、その後の展開で必要になってくる、お母さんの誕生日プレゼントに砂絵を描いているのに、お母さんに辛く当たる場面。
 上述した、砂絵作りが楽しくなってくる場面より先に入ってくるので、楽しい展開になってきても引っかかってしまうんですよねえ。
 他にもツッコミどころはありますが、あとは砂絵について、適当にウンチクが欲しかったかなと。
 最後、DC版で追加された新ヒロイン、冬佳。
 主人公の家庭教師として現われた冬佳ですが、最初は正論ばかり言う嫌な奴という印象でしたが、少しずつ、実は一生懸命ないい人かも、になっていきます。
 その、嫌な家庭教師からいい家庭教師になるまでの展開はいいとして、その後の恋愛関係になる展開の方は、説得力がなかったかなあと。
 もうちょっと思い切った展開を期待したいところです。
 シナリオ総評。
 楽しい部分は楽しいで良かったのですが、シリアスな部分だと、過去を引きずった悩みとか問題とかまではうまく描けてるのに、それを解決する部分はあっさりというか、物足りないというか。
 HシーンがないDC版のせいもあるのかも知れませんが。
 あとは全般に主人公の内面描写が不足のシナリオが多かったと思います。
 もっと悩んだりとか迷ったりとか傷付いたりとか、そういう展開があっても良かったかと思います。
 あと、重要なアイテムとかは全部「みずいろ」というのもせこいかと。
 総評。
 基本的にはよくできているし、楽しい部分が本当に楽しくできているので、普通の恋愛ゲームをお求めの方に。
 あとはPC版、再版してくれないかなあという事で。
 ねこねこソフトさん、お願い!

 でわでわ。


2002/04/13
 今日は久部蝉さんからいただいた二次創作戯曲(?)「礎(ISHIZUE)」を掲載しました。
 みなさん、ぜひ読んで下さいね〜。
 久部蝉さん、ありがとうございます〜。

 最近、学生時代に使ってた国語の教科書に載っていた小説の事を思い出します。
 その頃は何となく面白いなーとか思ってたのが、今だと、ああ、これこれこうだから面白いんだなあとかがわかる気がします。
 だけどまあ、文学作品っていうのは、三十とか四十とか過ぎたおっさんが、今まで読んできたあらゆる文章、自分で書いてきた全ての文章を顧みながら、ああだこうだと必死に悩みながら書き上げた作品です。
 ろくに新聞も読んだ事がないようなその辺のガキンチョに、そうそう理解できるはずもないし、理解させようという方が無理というもの。
 結局は、相手が読むべき物はなんだろう? という事を考えようともせずに、自分の読んでもらいたい物を押し付けているだけじゃないかと思うのですが。
 だから日本の教育は良くならないんだよなあ、とか思う今日この頃です。

 でわでわ。


2002/04/11
 DC版「みずいろ」、コンプリート〜〜〜。
 という事で、近日中に感想予定。
 現在執筆中の小説も今日中にエンディングまで。
 その後、校正と加筆修正作業に。
 でもHPに載せる予定ではないのでごめんなさい。

 昨日の夜、北海道でもアニメ版「あずまんが大王」の放送がありました。
 4コママンガだった原作をそのままアニメにして何も考えずにくっつけたという感じです。
 誉めるところは原作に忠実な絵柄ですが、問題は意味もなく間が長くなってテンポが悪くなっているところです。
 見るのをやめるほどの問題もないけど、基本的には原作そのままなので、どうしても見なくちゃいけないという事もなかったり。
 以上。

 でわでわ。


2002/04/09
 DC版「みずいろ」、あと二人。
 今週中に感想予定です。
 あとは……書く事が何もない……。
 小説が忙しいのでこの辺で。

 でわでわ。


2002/04/07
 最近、はまっている物。
 笑点。
 日本の笑いの原点がここにあるんだなあとか思いつつ、毎週MTV2000で録画して見ています。
 それだけ。

 でわでわ。


2002/04/05
 47000HIT達成、ありがとうです〜。
 でもひとりごとで書く事がなくて困っています。
 今、書いている小説が来週中くらいには完成予定です。
 それが終わったら、やっとHP用の小説その他に時間を割けるようになりそうです。

 秘かに発売されていた漫画版「まじかるアンティーク」1巻、感想。
 絵柄的にもノリ的にも原作に忠実。
 そういう意味では漫画版こみパ以上。
 原作ファンならとりあえずゲットで損はしないはず。

 でわでわ。


2002/04/04
 PC版がないので仕方なくDC版を買った「みずいろ」ですが。
 とりあえず日和と雪希などクリア。
 なかなかいい感じです。
 お勧め。

 4月19日発売予定のスタジオ・エゴ「雪のとける頃に…」ですが。
 購入予定だったDVD版の方が5月24日に延びてしまいました。
 延期の理由は公表されていませんが、たぶんDVD版の予約が予想より多くて増産とかするんでしょう。
 これまたきちんと発表されていないCD版とDVD版の違いですが。
 たぶんCD版はBGMを音質が良くて頭出しに時間がかかるCD−DAから取るか、音質は落ちるけど頭出しが早いPCMにするかで、DVD版はCD−DAが使えない代わりに音質のいいPCMを使うんだと思います。
 それくらいの差ならCD版でいいかなあと思っています。
 それまでには「みずいろ」もコンプリート予定だし。

 でわでわ。


2002/04/02
 昨日の夜、テレビ番組「TVタックル」で、超常現象バトルというのをやってました。
 幽霊や宇宙人、超能力といった、いわゆる超常現象の肯定派と否定派が討論するという内容ですが。
 超常現象の肯定派も否定派も、どうしてろくな検証もなしに肯定したり否定したり出来るんでしょう。
 二千年以上昔の中国の思想家、孔子は「知っている事は知っている、知らない事は知らないときちんと言える。それが本当に知っているという事だ」と言いました。
 自分の意見を決して曲げない肯定派も否定派も、私は何でも知ってるんだとインテリぶってても実はとんでもないバカの集まりだなあと思う今日この頃です。
 そんな私は1980円で購入した「センチメンタルグラフィティ2」を未開封のまま放置しつつ。
 本当はPC版が欲しかったけど生産中止のために売っていないので我慢して、DC版「みずいろ」などを購入し。
 さらに「みずいろ」コンプリートに備えて「ねこねこファンディスク」まで購入してくる用意周到さです。

 でわでわ。


2002/04/01
 今日から3月です。
 ……………。
 …………。
 ………。
 ……。
 …。
 ごめんなさい、ウソです。
 今日から4月。
 今日は4月1日です。
 たまに真面目にひとりごととか今後の予定とかを書こうかと思いましたが、エイプリルフールにつきウソだと思われたら困るのでやめておきます。

 でわでわ。


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