2001年9月のひとりごと

 2001年9月のひとりごとです。


2001/09/29
 ふと気が付くと、
 普通の8センチケースファン(2100回転、フィルター付き)、温度センサー付き8センチケースファン、薄型8センチケースファン(3100回転)と、8センチケースファンばかり3つも余っている今日この頃。
 しかしいくらファンが余っていても、これ以上PCを増やすつもりはない今日この頃。
 というわけで。
 みなさん、お待たせしました。
 「月姫」ファンディスク「歌月十夜」の感想です。
 「月姫」は同人サークルTYPE−MOONさんが作ったWindows用18禁ゲームで、「歌月十夜」は「月姫」の番外編のような位置付けのソフトです。
 なお、「月姫」本編の感想については2001年5月16日のひとりごとを参考にして下さい。
 「歌月十夜」の内容を簡単に紹介しますと、中心に「月姫」の後日談のADVがあり、その進度によって、CGギャラリーや短編のアナザーストーリー(10本)などが楽しめるようになります。
 「月姫」本編では、CGの品質、音楽の数の少なさなどが気になる点でした。
 しかし「歌月十夜」では、一枚絵については外部の絵描きさんが担当する事で大幅にクオリティをアップし、立ち絵については「月姫」の使い回しながら枚数を大幅に増やし、曲数も「月姫」の10曲にプラス10曲という大盤振る舞いです。
 一方で、せっかく曲数が倍増したのに、「月姫」からの曲の印象が強いため、追加の曲がかかるとちょっと違和感を感じたりしました(曲調が違うとかいうわけではないくて)。
 また、追加の曲の一部が、ややボリュームが大きめな気もしました。
 さらに「月姫」のイメージムービーまで収録されています。
 「月姫」のCGやテキスト、ポリゴンを素早く切り替える演出の見事さ、映像のクオリティの高さは、「月姫」本編の持つ緊張感を巧みに再現しています。
 市販ゲームでもこれだけのムービーはなかなか見れないと思います。
 少なくともその辺のエロゲーなんざ目じゃないって感じです。
 肝心のシナリオですが。
 とりあえず。
 「アルクとイチャイチャして〜!」とか。
 「シエル先輩とカレー食べてえ!」とか。
 「秋葉に踏まれてえ!」とか。
 「翡翠、LOVE!」とか。
 「琥珀さん、激萌え!」とか。
 思ってる人に大変お勧めなシナリオに仕上がってます。
 シリアス中心だった「月姫」本編に比べてギャグが多いため、主人公、遠野志貴君の人格が少し違う気もしますが、あまり気にしない方が幸せになれるかと。
 もちろん、シリアスもありますが。
 主人公、遠野志貴君が同じ日の夢を繰り返し見続ける設定と、同じ日を繰り返しながら選択肢によって少しずつシナリオが変化していくゲームシステムの組み合わせは非常に良くできています。
 きっとフラグと分岐シナリオの管理は非常に大変だったかと思われます。
 一方で。
 一部のイベントを見落としたままでクリアしてしまうと、二度と見れなくなってしまうのはちょっと悲しいです。
 でもそれが別にちょっとした会話イベントくらいなら構わないのですが、「歌月十夜」で数少ないHシーンがそうなんですよ!
 悔しいじゃないですか! 姉さん!(誰やねん、それ)
 「歌月十夜」には、同じ日常を繰り返すメインのシナリオの他に、メインのシナリオの進度によって見られる「夢十夜」と呼ばれる10本のショートストーリーがあります。
 ギャグあり、シリアスあり、おなじみのキャラの意外な素顔あり、TYPE−MOON謹製あり、二次創作あり、とバラエティ豊かな内容になっています。
 でも。
 二次創作の方は、出来としてはちょっとどうだろう? という気がしなくもないでしたが。
 で、総評。
 「月姫」本編をプレイ済みで楽しめたという人は、とりあえず買っときましょう。
 まず損はしないはずです。
 「月姫」本編を未プレイの人は、残念ながら分からないネタ多数で楽しめないと思いますので、まず「月姫」からゲットしましょう。
 というわけで。
 TYPE−MOONさんの次回作にも期待中です!

 でわでわ。


2001/09/27
 薄型8センチファン購入、取付中に気付いた事。
 Audisy、下のPCIバスに移せば良かったかも。
 しかも薄型ファン、めちゃくちゃうるさいし。
 はずそっと。

 でわでわ。


2001/09/26
 復活したメインPC用に、今話題のサウンドカード「SoundBlasterAudisy」を購入しました。
 写真撮ろうかと思ったけど、部屋が散らかってたのでやめました。
 ……好きな男を初めて自分の部屋に入れる女の子じゃないんだから。
 USB音源の方はサブPCの方に。
 音はなかなかいい感じです。
 少なくともi815のAC97codecよりははるかに良好と思われます。
 問題はAudisyの特徴のひとつでもある、SB1394。
 IEEE1394互換で何かと便利らしいのだけど、デバイスの取り外しが上手くいかないので困り者である。
 IEEE1394機器がひとつしかないのでアレなのだが。
 あとは無線LAN。
 以前、USB接続の物を購入したところ、VIAチップセットのUSBコントローラーが腐っているせいで動かず、PCIバス版に交換してもらいました。
 今度はi815のサブPC用のなので、USB版でも安心です。
 それで今日、その時のPCショップに行ったところ、「開封品」と書かれて千円安いのが売ってました。
 たぶん前に私が返品した奴。
 このあとどうなるんだろうなあと心配していたのですが、ちゃんと店頭に帰ってきていたようです。
 その節は大変お世話になりました、九十九電機札幌店さん。
 というわけで千円安い開封品を購入。
 あとはUSB。
 大抵のチップセットはUSBコントローラーを2個以上搭載していて、1個のUSBコントローラーにつき、2つとか3つとかのUSBポートを持てるようになっています。
 ところがケースの方がUSBポート2個分しか空けていないため、2つ目以降のUSBコントローラーはマザーボード上にピンだけが実装され、利用されない事がほとんどです。
 マザーボードメーカーによっては、このピンを利用してPCIバスの空きスロットにUSBポートを取り出せるパネルを用意してあったりするのですが、セット販売でない限り、入手困難です。
 このマザーボード上のピンには、実は統一規格というのがないので、汎用品というのもあまり売ってなかったりします。
 とはいってもこのピン自体はマザーボードと電源スイッチやHDDのランプなどに使われている物で、4本のピンの並び方が違うだけなのですが。
 というわけでPCショップで汎用に使える奴があったので購入しました。
 サブPC用にはPCIバスにUSBポートを付ける普通の奴を、メインPC用には前面のUSBハブに取り付ける奴(要するに両側が4本のピン)を買ってきました。
 マザーボードの説明書片手に接続、接続♪
 説明書の記述どおりにピンとケーブルの色を合わせればOK。
 こういうのも自作PCの楽しみだったり。
 はい、サブPC終わり。
 次はメインPCのマザーボードの説明書は……。
 ……………。
 …………。
 ………。
 ……。
 …。か、書いてねえ。
 どうしよう……しかし諦めるのは悔しい。
 そして370円(税別)のケーブルも無駄になる。
 悔しい。
 4本のケーブルを適当に繋いでみて、正しい組み合わせになる確率は……。
 1/4*1/3*1/2で、1/24。
 成功する確率はわずか4.2%。
 熱血SFアニメだと0.01%以下でもほぼ間違いなく成功するのだが……。
 とりあえずサブPCと同じ順番で接続してみよう。
 ……………。
 …………。
 ………。
 ……。
 …。
 あ、上手くいった。

 ……この後、A3シリーズ(要するにPCケースの名前なのだが)自慢のケース側面の8センチファンと、若干幅が広めのAudisyが干渉して、フタが閉まらなくなるのだが……。
 この時のwen-liにそれを知る術はなかった。
 ……ケースファン外したら上手くいったけど。
 今度、薄型の8センチファン買わなくちゃ。

 でわでわ。


2001/09/24
 えーと。
 風邪引いて寝込んでました。
 咳は出るわ、しゃっくりは併発するわで、かなり辛い目に遭いました。
 でも仕事休んで「歌月十夜」をコンプリートしたりもしました。
 後日感想。

 「私のアンケート結果」、半年ぶりに更新。
 もうなくそうか、このアンケート。

 でわでわ。


2001/09/21
 「歌月十夜」、注文から13日を経てようやく届きました。
 わーい。
 というわけで現在プレイ中ですが。
 めっちゃ楽しいです。
 お勧め。

 余談。
 「歌月十夜」で、シエル先輩が話を逸らすために、雨も降っていない室内で傘を差すシーンがあるのですが。
 何故か現実でも本当に窓の外で雨が激しく降ってきて、しかもすぐにやんでしまいました。
 びっくり。
 恐るべし、シエル先輩。
 もしかすると雨雲さんもシエル先輩に萌え萌えなのか!?

 でわでわ。


2001/09/19
 「歌月十夜」、いつまでたっても届かないし。
 IEを6にバージョンアップしたら、アイコンの色が薄くなって変な感じだし。
 ……全然関係ないな。

 でわでわ。


2001/09/17
 相変わらず届かない「歌月十夜」。
 注文が殺到しているのは分かるが、遅すぎるぞ、とらのあな。
 こんな事なら無理してでも町中のメロンブックスに行くべきだった。

 などとひとしきり正義の怒りを爆発させたところで。
 みなさん、長らくお待たせしました。
 ようやくDC版「こみっくパーティー」の感想など書きます。
 DC版「こみっくパーティー」は、以前にWindows用18禁ゲームとして発売された同名ソフトを、リメイクしてドリームキャストに移植したものです。
 ちなみにPC版の感想については、1999年6月14日のひとりごとを参照。
 主な変更点は、18禁シーンの削除、新キャラ一人追加、追加CG、OPとEDの変更、同人誌作成パートにコマンド入力を導入、などなど、です。
 そもそも5月に発売が予定されていたDC版こみパですが、延びに延びて8月9日に発売。
 感想も延びに延びて本日9月17日。
 ちなみにスタジオ・エゴの「蒼ざめた月の光」が4月20日発売で、次の「マイフェアエンジェル」が7月27日。
 DC版こみパの発売延期期間プラス私が感想を書くまでの時間で、スタジオ・エゴはゲームを一本作った計算になります。
 恐るべし、スタジオ・エゴ。
 でなくて。
 何度か発売延期を重ねたにも関わらず、何度かゲーム中にフリーズするバグに見舞われました。
 セーブ中にフリーズしてデータが消し飛んだという報告もweb上で見かけましたが、私はゲーム中にフリーズする症状だけですみました。
 ほっと安心。
 あとは音質。
 各キャラの声はそれほど気にならないのですが、BGMは音質があまり良くないように感じました。
 さらにボリュームが他のゲームに比べて明らかに小さいです。
 いちいちボリュームを上げたり下げたりするのがとても面倒でした。
 新たにコマンド入力を導入した同人誌作成パートですが。
 基本的にはかなり面倒です。
 一回でも原稿を落とすとゲームオーバーなので、ちょっとつらいです。
 アイテムでドーピングしまくるのが前提のようです。
 シナリオを楽しむ、という観点からすると、テンポが悪くなるだけだと思います。
 で、肝心のシナリオですが。
 ごめんなさい。
 面倒だったので、新キャラの御影すばるしかクリアしてません。
 フリフリドレスに丁寧な語尾、ラブリーな外見に反した強力な破壊力……というキャラクターです。
 ……どこかで見たようなキャラクターという気がするのは私だけでしょうか?
 私だけだったらちょっと悲しいかも……。
 シナリオ的には、アクションありシリアスありギャグあり、旧キャラの登場ありと盛りだくさんな感じです。
 ないのはお色気だけかも。
 旧ヒロインに負けないパワフルさが良かったです。
 PC版こみパの感想で、「女の子ばかり悩んで、主人公が悩んでいない……」などと書きましたが。
 すばるシナリオだけは、主人公もいろいろと悩んでいるので、なかなか良かったかも。
 一方で。
 シナリオ的に節目となるバレンタインデーの事件以降は、すばるの悩み、主人公の悩みが入り交じり、ゴタゴタした感じに。
 各キャラの行動より理屈に頼ってシナリオが進む感じになり、かなりわかりにくくなります。
 記憶喪失すばるの存在意義にも疑問。
 もっとテーマを絞って、わかりやすくしてもらいたかったところです。
 で、総評。
 PC版が好きだった人、同人業界に偏見を持たない人、とりあえず買いましょう。
 まず損はしないはず。

 でわでわ。


2001/09/14
 天王寺さんから4万Hit&三周年記念CGをいただきました。
 ありがとうございますっっっ!!!
 というわけで半年と二日ぶりのトップCG取り替えです。
 だけど前のトップCGは、貼っておくだけで「あずまんが大王」の検索キーワードで引っかかってくれて、影でアクセス数を稼いでくれていたのですが。
 これからは「AIR」でHITだ!(だめじゃん)

 昨日、ようやくDC版こみパのすばるクリアしました。
 というわけで感想を書こうかと思いましたが、時事ネタを優先させて米国連続テロ事件について適当な事でも書いてみようかと。

 ちょっと考えてみると、大国アメリカに直接ケンカをふっかけるという、大それたというかバカみたいな事をしたのは、第二次世界大戦中の、旧日本軍の真珠湾攻撃以来の事です。
 それが歴史的な壮挙と言われるのか、盛大な愚行と評価されるのかは、今後の展開次第という事になるのでしょうが。
 思えばアメリカという国も、誰も望んでいないのに「世界の警察」を自任して中東などで火遊びを繰り返して、自分達のいるアメリカ本土は絶対に不可侵だと思い込んでいた。
 今回の連続テロ事件は、その報いかも知れません。
 とりあえず首謀者が某アラビアの人だという仮定の下での話ですが。

 しばらく新聞テレビから目を離せない日が続きそうです。
 何かとすごい事になっていますが、これからはもっとすごい事になるかも。

 でも「歌月十夜」がまだ届かないのは、今回の事件とは全然関係ないはず。

 でわでわ。


2001/09/12
 巷ではアメリカの連続テロ事件が話題です。
 国際貿易センタービルに飛行機が突っ込んでいく映像はハリウッドも真っ青の迫力でした。
 この事件をきっかけに戦争のひとつでも起きかねないなあなどと考えたりもするのですが。
 あまりいろいろと書くと不謹慎な事まで書いてしまいそうなので自粛。

 でも一番気になるのは、通販を申し込んだ「歌月十夜」がまだ届かない事。
 早く来ないかなあ。

 でわでわ。


2001/09/09
 とりあえず今、話題の「月姫」ファンディスク「歌月十夜」を通販申し込み。
 シェンムーIIも買ったし、未クリアのゲームが盛りだくさん。
 ぐふっ。

 でわでわ。


2001/09/07
 祝! 40000HIT達成!
 でもHP開設3周年と微妙なズレがあるのがちょっと悲しい今日この頃です。
 さあ、目指せ! 50000HIT達成!

 でわでわ。


2001/09/04
HP開設3周年記念豪華座談会

wen-li「ど〜も、『私はここにいます。』管理人wen-liです。
    早いもので、『私はここにいます。』の前身『私のほーむぺーじ』の開設から3年が過ぎました。
    というわけで、毎年恒例の座談会です。
    まずはいずれ劣らぬ豪華ゲスト陣の紹介から。
    一人目はオリジナル小説、はぷにんぐシリーズのヒロイン、山中=ローラン美夏さんです!」
かな「あの……wen-liさん、美夏様、まだ来てないんですけど」
wen-li「ぐはっ」
かな「ここに来る途中に、美夏様が御手洗いに行きたいと言って、そこで別れたんですけど……」
wen-li「……トイレに行きたいって言ったんだから、トイレにいるんだろ、きっと」
かな「はあ」
wen-li「あるいは道に迷ったとか……まあいいや、時間がないから二人で始めよう」
かな「はい、わかりました」
wen-li「というわけで……二人目は同じくはぷにんぐシリーズから。真のヒロインとも噂される山中家のメイド、松川可奈子さんです!」
かな「あの……私って真のヒロインだったんですか?」
wen-li「まあ、その場のノリという奴だ。深く気にしないように」
かな「はあ……いつも『私はここにいます。』をご愛顧いただき、ありがとうございます。
   今回の座談会のゲストの一人を勤めさせていただく事になった松川可奈子です。よろしくお願いします」
wen-li「うむ。それではかなちゃん、さっそくお茶とお茶請けの用意を」
かな「はい……あ、でも美夏様が来てからの方がよろしいのではないかと」
wen-li「む。『はぷにんぐおぶざ家庭教師』の時は、美夏ちゃんのケーキをあっさりと分けちゃったのに。
    差別だ差別!」
かな「違いますよ。美夏様が怒りますから」
wen-li「………」
かな「美夏様は直也様には甘いですけど、wen-liさんだとどんな目に遭う事か……」
wen-li「……確かに。仕方ないからお茶とお茶請けなしで始めるか」
かな「はい、そうですね」
wen-li「というわけで、このHPもようやく三周年を迎えたわけだし、一段落した二次創作小説の事を振り返ってみようかと」
かな「はい」
wen-li「まずはToHeart小説から」
かな「八人のヒロインの方に、一本ずつ小説がありますね」
wen-li「本当はPS版で一人前のヒロインに昇格した理緒と綾香の話も用意していたんだけど……」
かな「だけど?」
wen-li「面白くならなさそうだったし、オリジナルが書きたくて仕方がなくなったから、お蔵入りになりました」
かな「………」
wen-li「今振り返ってみると、それ以外のお話もかなり適当だったかも」
かな「………」
wen-li「原作のノリと雰囲気を大切にしながら、でもファンじゃなくても楽しめる面白さを忘れずに入れる、という事がテーマでした。
    短編小説の構成の仕方、という点では、これから書くと思われる作品にも影響を与えるかも知れません。
    これが一番重要な事だと思うけど、書いてて楽しかったです。以上」
かな「はい。次はこみっくパ〜ティ〜小説、でよろしいでしょうか?」
wen-li「うん。基本的にはToHeartの延長上だけど。
    ToHeart小説を何本か書いてからの作品だから、完成度は高かったかと。
    こみパのノリはマネしやすかったし」
かな「そうですか」
wen-li「特に『コスプレイヤー瑞希』は、wen-li流二次創作小説の最終完成形態かと」
かな「……最終……なんですか? それは?」
wen-li「いや、深く突っ込まないように」
かな「はあ……では最後はONE〜輝く季節へ〜小説ですね」
wen-li「うむ。なんだかんだで二次創作で扱った作品の中で、一番影響を受けたのはこの作品だと思う」
かな「そうなんですか?」
wen-li「うん、でも反対の意味で。ToHeartやこみパの時は、原作の面白さを大切にするというのが方針だったけど……ONEの時は逆、ONEの問題点はどこか? ONEという作品の考え方でおかしな所はどこか? それを直すにはどうしたらいいのか? という事でした。
    で、ONE小説の元になったNewsGrupeでの議論も含めて、私のシナリオに対する考え方の、基盤になる部分になったと言っても過言ではないくらいだと思う」
かな「ONE小説には、三本ありますけど……」
wen-li「とりあえず『いつもそばにいる君へ』は置いといて、『雨の日の待ち人』はかなり非難メールとかをもらいました。
    結構、辛かったです」
かな「あらあら」
wen-li「本当はね、本当に書かなくちゃいけないテーマを扱ったのは三作目の『BLIND』だけでして。
    そういう意味では最初の二作品は必要のなかった作品だと言えるし、だけどその事に気付いたのは『雨の日の待ち人』の非難メールのおかげだったり」
かな「……なんだか難しい話になってきましたけど」
wen-li「『いつもそばにいる君へ』と『雨の日の待ち人』は、ONEの細かい揚げ足取りばかりだけど、『BLIND』はONEという作品のテーマに関わる小説だから。
    『雨の日の待ち人』にムッとした人も、とりあえず『BLIND』は読んで欲しいなあ。
    これからの私の小説の方向性とかが明確になったのは、間違いなくこの『BLIND』だし」
かな「………」
wen-li「辛い事もあったけど、間違いなく書いて良かったと、心から思っています。以上」
かな「はい。以上でwen-liさんが二次創作で扱った作品は全部ですが……」
美夏「こんにちは! みなさまのアイドル、山中=ローラン美夏ですわ!」
wen-li「うわっ! びっくり!」
かな「美夏ちゃん……今までどうしてたんですか?」
美夏「ええと……トイレに行く途中でwen-liさんとお会いして……二言三言お話しして……トイレに行こうと振り向いた途端、後頭部に激痛が走って目の前が真っ暗になって……。
   一体、何があったのかちんぷんかんぷんですわ」
wen-li「………」
かな「wen-liさん……」(じろり)
wen-li「え、えと……それでその後は?」
美夏「気が付くとロープでぐるぐる巻きになって猿ぐつわをされて……直也様のお友達を名乗る方に助けていただきましたわ」
wen-li「直也の友達?」
美夏「ええ。まるまると太った方でしたわ。何でも、こんな事もあろうかと設置して置いた隠しカメラにわたくしが映ったそうで」
wen-li「……(美夏ちゃんは女子トイレに閉じ込めておいたのに……何故隠しカメラ?)」
かな「ええと、美夏ちゃんも戻ってきたところで……wen-liさん、今後の予定は?」
wen-li「とりあえず『二人の英雄』と『はぷにんぐ』の続きかなあ」
美夏「とても楽しみですわ♪」
wen-li「あとはたまには読み切りの短編も書きたいなあと。実は『二人の英雄』と『はぷにんぐ』の後継の作品の構想も出来上がりつつあるんだけどね」
美夏「むむう」
wen-li「あとは書く時間だけど……そうなると美夏ちゃんもお払い箱か」
美夏「………」
かな「……え、えと……とりあえずお菓子でも食べましょうか」
美夏「そ、それがグッドアイデアですわ……ごそごそ……あれ?」
wen-li「あ、お菓子なら二次創作のお話をしている間に、かなちゃんの目を盗んで食べちゃったぞ」
美夏「………」
wen-li「なんなら、この袋の隅に残った粉状のポテトチップは美夏ちゃんに譲ってやらないでもないぞ。うりうり」
美夏「………」
かな「あ、あの、美夏ちゃん、落ち着いて……」
美夏「滅殺ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっっ!」
 げしっ!
wen-li「ぐふっ……結局……このオチか……ばたっ」
かな「……っていうか自業自得じゃないですか」
美夏「というわけで、みなさま、四年目を迎えた『私はここにいます。』に乞うご期待! ですわ!」
wen-li「………」

 でわでわ。


2001/09/01
 本来ならDC版こみパとかマイフェアエンジェルとかOnlyYouとかの感想を書かなきゃいけない頃ですが、どれも進んでないので、とりあえずまた後日。
 仕方ないので今日は気分を変えて、webコンテンツの紹介など書いてみます。
 「Vwalker.com」というPC情報のwebページの中に、パソコン雑誌「DOS/Vマガジン」のwebページ「/Vmag.online」があり、そのコンテンツのひとつに、「PCコマンド ボブ&キース」という漫画があります。
 パソコン関連のwebページのコンテンツである事から推測されるように、「ボブ&キース」もパソコンを題材にした漫画です。
 パソコン漫画というと、初心者のための、とかく説明的で単調な展開な漫画が多いように思いますが、「ボブ&キース」は違います。
 主人公のボブ(本名:山田栄作)とキース(本名:近藤一夫)はサバイバルゲーム仲間で、何かある度に銃やバズーカ砲などをぶっ放し、単調な展開になる事を防いでいます。
 ただの著者の趣味だという説もありますが、パソコンとサバイバルゲームという意外な組み合わせが成功しています。
 さらに漫画の内容も、初心者向けの講座ではなく、いわゆる自作マニアのための内容になっています。
 迷彩服を着た屈強な男がPCショップの店主に「Celeron300Aを100Mhzの4.5倍でブン回してやろうと思ってな」などとアメコミ調の絵で(絵を描いている人は本当にアメコミを書いていた人だそうです)語っているだけで、ついつい笑いがこぼれてしまいます。
 PC漫画に新風を吹き込む、この「ボブ&キース」ですが、「私のひとりごと」でPCの話をするのを楽しみにしている人は、ぜひとも読んでみましょう。
 タダだし。

 でわでわ。


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