1999年3月のひとりごと
1999年3月のひとりごとです。
1999/03/29
ひさしぶりにアンケート結果など更新してみたら、「連作小説のコーナーを作って欲しい」という人が五人になりました。
そういえば、むかーしむかし、五人になったら正式にコーナーを作るとか作らないとか言ったような言わないような。
でも私って今までそういうのに参加した事ないし、どうすればいいのかよくわからなかったりして。
とりあえず参加してもいいよって人は掲示板に何か書き込んでくれると嬉しいです。
具体的なやり方とかの意見も聞きたいです。
でわでわ。
1999/03/25
今日はプレステ版ToHeartの発売日です。
みなさん、もう買いましたよね?
早速感想でも書こうと思いましたが、まだプレイ中なので違う事を書こうと思います。
先日、InternetExploler5.0がリリースされました。
私はもうダウンロードしましたが、回線が混んでいてダウンロードできない人も多いと思います。
簡単にダウンロードのコツを書きますと、まずはダウンロードする時間です。
夜11時以降のテレホタイムは、ダウンロードしたい人が多いせいで回線がかなり混み合っているようです。
狙い目はテレホタイム終了直前の朝7時から8時頃でしょうか。
2つ目はダウンロードする方法です。
Winodws98にはWindowsUpdateという機能があります。
しかしこれだと日本のサイトからダウンロードする事になり、混んでいてダウンロードできません。
面倒ですがMicrosoftのホームページなどからInternetExplolerのダウンロードページに行き、Windows95またはNT4.0用のInternetExplolerをダウンロードしましょう。
98用のを選ぶとWindowsUpdateに行ってしまいますので注意。
3つ目はダウンロードサイトの選択です。
世界各地のサイトからダウンロードできますが、日本は論外として、ヨーロッパやアメリカは接続しやすくても途中からデータが送られなくなる事があるようです。
お勧めは韓国かタイのダウンロードサイトです。
たぶん地理的にアジア系の方が経由する上流プロバイダが少ないのでしょう、欧米より安定するようです。
4つ目は実際のダウンロードです。
最初はie5setup.exeというのをダウンロードし、それからこれを使って本体その他をダウンロードする事になります。
まずはカスタムインストールを選択して下さい。
コンポーネントがたくさん表示され、とりあえず全部ダウンロードしたくなりますが、ここはぐっとこらえて必要最低限の構成を選びます。
少しずつ順番にダウンロードした方が、データ転送が途中で止まる可能性を考えると効率がいいと思います。
まずはブラウザ本体とオフラインブラウズパックは必須です。
ヘルプとVBスクリプトにもチェックが入っていると思いますが、どうしても必要なわけではありません。
まずはチェックの外せない2つをダウンロードし、後でゆっくりとダウンロードするといいでしょう。
あとは詳細設定で、ダウンロードした後でインストールするようにしましょう。
関連付けやIE4との共存もここでできますので、それぞれご自由に。
さて、必要最低限のダウンロードが終わったら、残りのコンポーネントを順番にダウンロードします。
優先順位をつけると、まずは「言語の自由選択」と「日本語文字表示サポート」です。
この2つはデフォルトの最小構成には入っていませんが、これを入れないと文字化けする事があるようです(どちらかだけでもいいのかも知れませんが)。
どうしてこれが最小構成の中に入っていないのでしょう。
ちょっと謎です。
優先順位としては、次がヘルプで、その次がVBスクリプトやJavaVMなどのHTML関係でしょうか。
残りは必要に応じてダウンロードすればいいと思います。
あと、ダウンロードしたファイルはC:\Windows Update Setup Filesに保存されます。
インストールが終われば必要なくなりますので、HDを節約して消してしまうなり、再インストールの際の手間を惜しんでバックアップを取っておいてもいいでしょう。
さて、無事にダウンロードできたでしょうか。
ここまで書いといてなんですが、聞くところによると3月終わり頃発売のパソコン雑誌で、CD−ROMにIE5が収録される予定があるそうです。
ダウンロードできない人はこれを買うといいでしょう。
次は導入後の使用感ですが、Windows95から98へのバージョンアップに似た印象があります。
新しいCSS2などへの対応、だけどそんなの使ってるページはない。
操作や設定に幅が広がり、IE4と同じ使い方もできるし、新しい使い方もできる、だけど外観があまり変わらないせいか、あまり変わった気がしない。
そういう感じでしょうか。
個人的にはこういうバージョンアップこそ大切だと思うんですけどね。
IE4に満足していた人はそのまま使えるし、IE4に感じていた不満も解消されているかも知れません。
ただ、OutlookExpressはかなり変更がありました。
複数ユーザー対応とか複数の署名などはいいとして、操作方法がかなり変わった部分があります。
OE4のニュースグループの記事が引き継がれるのはいいとして、既読メッセージが未読になってしまったのは少し問題でしょう。
あとはオプションの「ニュースグループ内の開封済みメッセージを削除する」がオンになっているため、いつの間にか記事が消えてしまい、後で読めなくて困りました。
IE本体はともかく、OEについてはよく考えてからインストールした方がいいかも知れません。
環境によっては発生するバグもいくつか報告されているようなので、その辺りをよく調べてからインストールした方がいいかも知れませんね。
自分の趣味のパソコンならともかく、会社の仕事のパソコンなどは特に、ですね。
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あ、前回に続いてまたオチがつかない。
でわでわ。
1999/03/20
もうすぐプレステ版ToHeart発売ですね。
楽しみですぅ。
PC版がすごく売れたし、きっと他のメーカーから家庭用に移植するっていう話もあったと思います。
それなのに発売から2年くらい経って自分の手で移植というのは、やっぱり他人任せにしないで自分の手できちんとした形で移植したかったからではないでしょうか。
現に絵もかなり書き直したり、新しく書いていたり、ミニゲームがついていたりするようです。
そういうところがLeaf(というかAQUAPLUS)は偉いなあと思いました。
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………。
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…。
あ、オチがつかない。
でわでわ。
1999/03/14
今日はオリジナル小説「はぷにんぐふろむ落とし物」を掲載しました。
なんか予定より早く早く完成しましたねー。
まあ遅いよりいいですけど。
とりあえず読んでね。
感想聞かせてね。
でわでわ。
1999/03/13
さて、ひとりごとですが……。
う〜ん、困った。何を書きましょう。
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ああ、何も思い付かない!
とりあえず数日中に新作公開できそうですっていう事で。
でわでわ。
1999/03/10
今日はLaughCatさんからいただいた小説を掲載しました。
そういえば昔、こっそり小説の募集とかやってたようなやってなかったような。
慌てて壁紙(どうせ字だけど)作ったりして大わらわでした。
そんなわけでぜひ読んで感想聞かせてあげて下さい。
でわでわ。
1999/03/09
いつも思うんですが、このホームページって代わり映えしませんよね。
思い切って全面リニューアルでもしようかしら。
JavaアプレットとかJavaスクリプトとかCSSとかDynamicHTMLとかじゃんじゃん使って。
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考えただけでも面倒ですね。
やめよっと。
でわでわ。
1999/03/05
先日、次世代プレイステーションの仕様が発表されました。
一言で言っちゃうと、すごいスペック。
ドリームキャストが霞んで見えるくらい。
詳しい事を知らない人のために簡単にスペックを説明すると、
1.東芝と共同開発した128ビットCPU“Emotion
Engine”により、6600万ポリゴン毎秒(DCの約20倍)の演算が可能。
2.DVD−ROMドライブ搭載とMPEG2のデコード。
3.USB、IEEE1394、PCカードスロットを搭載。
4.現行のPSとの互換性を持つ。
5.開発OSにLinuxを採用。
こんな感じでしょうか。
今年の年末か来年の始めくらいに発売の予定らしいですが、そういう発売時期を考えても、普通に手が届く値段で発売されるのか、という気がします。
ここで「すごい性能なので発売されたらすぐ買いましょう」と言っても楽しくないので、個人的に考える不安要素をいくつか挙げてみます。
まずはCPU。
とにかくすごい性能のようですが、これは0.18ミクロンプロセスで生産される予定です。
CPUを始めとするあらゆる半導体製品は、集積度を高める事で発熱を低くしたり、スピードを上げたり、チップの面積を小さくしたりできます。
ちょうど同じ大きさの紙でもフォントを小さくする事で多くの字数を印刷できる、というのを想像すればいいでしょうか。
集積度を高める事は高性能なプロセッサを作るのに必要不可欠ですが、問題がないわけではありません。
ひとつにはそれだけ高度な設備を持った工場が必要になりますし、新しい技術であるため、歩留まりが悪くなる(生産したチップの内、規定の性能に達しなくて出荷できないチップの割合が増える)可能性があります。
つい最近の事を例に取ってみると、当初0.25ミクロンプロセスで生産される予定だったnVIDIAのRIVA TNTは、契約している工場が0.25ミクロンプロセスへの移行が遅れたために0.35ミクロンプロセスで出荷され、当初より低い動作クロックで出荷されました。
またDCに搭載されたNECのPowerVR2は、初めての量産出荷の時になって予想より歩留まりが悪い事が判明し、急遽DCの予約受付を中止するという事態になりました。
DCの発売後も不良品が多く出ています。
さて、話を次世代プレイステーションの方に戻します。
現在、PentiumIIやCeleronといったCPUは0.25ミクロンプロセスで製造され、インテルのロードマップによると今年秋頃出荷予定のPentiumIII600MHzから0.18ミクロンプロセスの採用が予定されています。
同じく0.18ミクロンプロセスで製造される次世代プレイステーションのCPUですが、今年の冬か来年春と、インテルが0.18ミクロンプロセスに移行するのとほとんど間を置かずに次世代プレステを発売しなくてはなりません。
そのために東芝とSCEでは新会社を設立するようですが、CPUの生産が遅れたりして、初回出荷台数が少なかったり、発売が延期になったりする可能性は大いに考えられます。
次は第2の不安要素。
次世代プレステは、DVD−ROMドライブ搭載とMPEG2のデコード能力を持つ事が決定しています。
しかしSCEのホームページを見ても、「DVDビデオ(考えてみれば変な言い方だけど)の再生が可能です」とは一言も書いていません。
USBやIEEE1394でPCの周辺機器が利用できる、といったコアなユーザー以外は魅力を感じないような事が明記してあるにも関わらず、もっと幅広いユーザーにとって魅力的なDVDビデオの再生は明記していないのです。
もっとも、SCEの中で(またはソニーでDVDデッキを生産している部分との間で)DVDビデオの扱いについて調整がされていないとか、技術的な問題などでまだ明言はできないだけで、発売までに対応が謳われるかも知れません。
ただ今のうちから「DVDビデオも見れるし」などと思い込むのはちょっと早計かも知れませんよ。
次は第3の不安要素。
次世代プレステは現行のプレステと100%の互換性を持つそうです。
正確な数字はわかりませんが、プレステのソフトは数え切れないくらい発売されています。
少なくとも現時点で全てのソフトの動作確認が終わっているとはとても考えられませんし、古いプレステだと一部の新しいソフトが動かない、といった話も聞いた事があります。
もちろん、一本残らず次世代プレステでも動作する可能性を否定はしませんが、現時点では少し割り引いて「次世代プレステ発売後のプレステのソフトも遊べる」くらいをイメージした方がいいかも知れません。
第四の不安要素。
これだけのスペックの次世代プレステですが、果たしてどれだけのメーカーがその性能を使いこなす事ができるか、という事です。
DCの開発者インタビューを読んでいると、「プレステやサターンではやろうと思っても性能のためにできなかった事が、DCだと簡単にできる」というという発言を目にします。
ナムコやスクウェアみたいに高レベルのムービーを作ってきたメーカーならいざ知らず、プレステやサターンでポリゴンを作ってきたプログラマーにとって、次世代プレステの性能を発揮するようなソフトを作るには、根本的な発想の転換が必要かも知れません。
となると、最初の内はせいぜいDCレベルの画面しかできないメーカーがたくさん出てくる可能性もあります。
ましてDCは誰でも使えるWindowsCEベースで、次世代プレステはハイエンドCGの作成に使われるUnixが元になっているLinuxベースですから。
第五の不安要素。
もちろん値段。
次世代プレステの性能から考えると、あと一年程度の時間がある事を差し引いても、DCの同程度の3万円前後の値段設定ができるとは考えにくい気がします。
よく考えてみると発売当初のサターンもプレステも実売価格4万円前後だったにも関わらず、最近はサターンもプレステも2万円前後まで値下げしてしまったため、3万円のDCが高いと言われてしまいました。
そうなると次世代プレステの値段がDCより高い4万円とか5万円とかいう範囲になると、さらに割高感が増し、お金のある大学生や社会人はともかく、小学生などだと買ってもらえない、という事にもなりかねません。
長々と色々な事を書きましたが、これらの考察を踏まえてまとめてみます。
次世代プレステが、性能はともかく値段がDCと比べて高く設定されたとします。
さらにDCのがモデム内蔵で簡単にインターネットができる、といったコアユーザーよりはライトユーザー向けのセールスポイントを持っているにも関わらず、次世代プレステはPCの周辺機器が使え、デジタルビデオカメラが接続できるといった、ライトユーザーよりはコアユーザー向けのセールスポイントしか持っていません。
これらの事を考えると、次世代プレステはしばらくの間、コアユーザーは買ってもライトユーザーには手が出ない物になる可能性があるし、SCEもそれを想定しているのではないでしょうか。
そこで生きてくるのが次世代プレステの「現行のプレステとの互換性」です。
早い話が、SCEはしばらく次世代プレステと現行のプレステが併存する期間がしばらく続き、「金のある奴は次世代プレステで次世代プレステ用のゲームとプレステ用のゲームをやり、金のない奴は現行のプレステでプレステ用のゲームをやる」というのを想定しているのではないでしょうか。
これはプレステ発売当時にSCEが「本体を売った利益よりも、ソフトを売って収入を得る」というような発言とも矛盾しませんし、これまでセガや任天堂が旧来のハードを切り捨てるような戦略を取ってきたのとは一線をかくす、全く新しいゲームビジネスの姿です。
もっとも、これがうまくいくとは限りませんし、そもそも全て私の推理なので、SCEがそんな事を考えているとは限りませんが。
個人的にはDCがWindowsCEベース、次世代プレステがLinuxベースなので、任天堂の次世代機はぜひともBeOSベースで作って欲しいところです。
でわでわ。
1999/03/01
先日、臓器移植法施行以来、初めての脳死からの臓器移植が行われました。
31年前の和田移植以来の空白の時間を、ようやく埋めようとしています。
新聞やニュースでは、脳死判定や移植の経緯が逐一報道され、全てが現在でもなお不透明な和田移植とは対照的です。
かえってドナーやレシピエントのプライバシーが侵害されていると言われるくらいですが、今回は物珍しさのせいもあるのでしょう。
脳死からの移植医療が日常的な医療として認知されるようになれば、こういう問題もなくなるでしょう。
また、新聞やニュースでは、世界で行なわれる臓器移植の件数や、移植後のレシピエントの何年後の生存確率、などといった数字が紹介されています。
しかしこれらの数字は、本来我々が事前に知っておかなくてはいけない数字なのです。
病気はそれぞれかかってから勉強すれば間に合いますが、脳死状態になってから臓器を提供するわけにはいきませんから。
それを考えると、日本の移植医療というのはスタートラインについたと言えるのでしょうか。
今回の臓器移植は医師や臓器移植ネットワークにとっては大いなるスタートと言えるかも知れませんが、レシピエントになりうる肝心の私たちにとっては教科書が揃っただけで、これから本気で臓器移植について考えていかなくてはならない時期に来たのではないのでしょうか。
まずは今回、臓器の提供を受けた三人のレシピエントの人達が、一日でも長く生きてもらいたいと願うだけです。
でわでわ。